狂ったアシカが増加――海洋動物に広がる病気(上)
100年後には、人間の平均寿命ってどれくらいになってると思う?ときかれて、150歳くらいかな。ってなんとなく答えたんですけど、そうすると、100年後の2106年に、わたしも余裕で生きてる、、ってことは、100年後の地球環境のことがものすごく深刻に思えてきたという、ご都合主義なわたしなんですけど、、そうなんです、100年後、とてもつらくて生きにくい地球環境になってたとしたら、そこで苦しんで生きていかないといけないのは今生きてるわたしたちなんです!(yoyo)
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4年前、方向感覚を失ったアシカが、サンフランシスコ国際空港の警備をすり抜け、滑走路に迷い込んで大騒ぎになったことがあった。また別の折には、混乱して太平洋で方向を誤ったアシカが、カリフォルニア州のセントラルバレーにたどり着いたこともあった。アーティチョークの畑をうろつくアシカの姿に、地元住民は仰天した。この2頭のアシカは、脳に重度の中毒を起こしていたが、治療を受けて生き延びることができた。しかし、それ以外にも同じようにしてアシカが数百頭単位で死んでいるほか、何種類かの海洋動物がこうした奇妙な症状を示して大量死している。フロリダ州では、 http://en.wikipedia.org/wiki/Red_tide 赤潮から発生した毒素が風にのって運ばれ、大量のマナティーが死んだ。米国の東海岸と南部の海岸の全域では、感染症を引き起こす細菌と毒素によってバンドウイルカが死んでいる。カリフォルニア州沖では、ネコの糞によくいる寄生虫がラッコの命を奪っている。海洋研究者たちは、世界の海が平常より病んでいると言い切ることには躊躇している。それでも、海が――おそらく人間の干渉によって――変わりつつあり、新たな様相を示すようになった病気が、海の動物と人間の双方を危険にさらしていることに警鐘を鳴らしている。プリンストン大学の http://www.eeb.princeton.edu/FACULTY/Dobson/DobsonA.html アンドルー・ドブソン教授(生態学・進化生物学)は、「われわれは(全体像の)ほんの断片だけを見てしまいがちだが、個々の断片が一貫して示唆しているのは、われわれが海に送り込んでいるものがさまざまな悪影響を及ぼしているという点だ」と話す。ドブソン教授や他の研究者たちは、海洋動物の病気の増加を長年にわたって追跡している。先月中旬、ドブソン教授と同僚の研究者たちは、 http://www.aaas.org 米国科学振興協会(AAAS)の年次総会で、海の健康の将来について警告を発した。ドブソン教授たちは問題に直面している種の名前をいくつか挙げた。たとえば、カリフォルニア州沖のアシカは、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%82%A4%E9%85%B8 ドウモイ酸の中毒に苦しんでいる。ドウモイ酸は、藻類が異常繁殖すると生成される。この藻類を食べる魚が毒素に汚染され、さらにこの魚を食べる哺乳類が中毒になる。もちろん、人間やアシカも含まれる。アシカが中毒になった事例は1998年から見られるようになった。それ以来カリフォルニア州では、発作を起こしたアシカが海岸で目撃されるケースの多いことが確認されている。今年だけでも、病気になったアシカが25頭発見されている。おそらくもっと多くのアシカが中毒になっているのだろうと、カリフォルニア州ソーサリートにある http://www.marinemammalcenter.org/ 海棲哺乳類センターの獣医、フランシス・ガランド氏は話す。人間がドウモイ酸に汚染された魚介類を食べると記憶障害が起きる。藻類に関係のある毒素が http://www.emedicine.com/emerg/topic528.htm 神経にさまざまな問題を引き起こすのだが、中毒になったアシカもこれと似た状態だと考えられている。アシカが水から出てうろついたり、人間に遭遇したとき過度に友好的だったり、攻撃的になったりするといった奇妙な行動も説明がつくと、ガランド氏は指摘する。こうしたアシカの治療には、発作を静める精神安定剤 http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/druginfo/medmaster/a682053.html ロラゼパムが使われている。しかし、薬を処方しても約半数のアシカは死んでしまうと、ガランド氏は話す。(3/16に続く)
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